第46回日本肝臓学会東部会

ワークショップ3「小児期発症肝・胆道疾患:成人診療科への移行を見据えた長期予後の改善」

メインテーマ:「みんなで語ろう肝臓学」

開催概要

日時
12月11日(金) 8:30~11:00(150分間)

司会

  • 乾 あやの 先生 済生会横浜市東部病院 小児肝臓消化器科
  • 副島 雄二 先生 信州大学医学部 外科学教室 消化器・移植・小児外科学分野
  • 中塚 拓馬 先生 東京大学大学院 医学系研究科 消化器内科学
MESSAGE

司会のことば

近年の小児医療の進歩により、慢性疾患を有する小児の多くが成人期まで達するようになった。小児慢性特定疾患の95%以上が成人に達すると推定されている。慢性疾患を有する小児の生命予後は著しく改善したが、患児の多くは小児期に完治することは少なく、遺残症、合併症、加齢に伴う成人病、などに対する医療が継続的に必要である。日本循環器学会では、いち早く成人移行支援に取り組み、1998年には成人先天性心疾患学会が発足し、2025年には日本肝臓学会も連携してFALDの診療の手引きを作成した。一方で、小児期発症の肝・胆道疾患は、希少疾患がほとんどで網羅する疾患は多く、患者数が少ないことが特徴である。成人移行支援を充実するには、医師、看護師、薬剤師、CLS(child life specialist)、保育士、栄養士、ケースワーカー、心理士、事務系など患者を中心としてチームをつくること、各分野のガイドラインを知ること、研究会や家族の会などを通じて地域の適切なカウンターパートナーを見つけることが重要である。本ワークショップでは、以上のような観点から、幅広い分野からの演題を募集し、成人診療科への移行を見据えた長期予後の改善を検討したい。