第46回日本肝臓学会東部会

シンポジウム3「肝細胞癌治療の新時代:免疫療法・分子標的薬の最適化と集学的治療の未来」

メインテーマ:「みんなで語ろう肝臓学」

開催概要

日時
12月11日(金) 8:30~11:00(150分間)

司会

  • 武冨 紹信 先生 北海道大学大学院医学院 外科学講座 消化器外科学教室Ⅰ
  • 土谷 薫 先生 武蔵野赤十字病院 消化器内科
  • 畑中 健 先生 群馬県済生会前橋病院 消化器内科
MESSAGE

司会のことば

進行肝細胞癌の全身薬物療法は新たな局面を迎えている。複数の第三相試験によりアテゾリズマブ+ベバシズマブ、デュルバルマブ+トレメリムマブ、ニボルマブ+イピリムマブが一次治療として推奨され、治療体系は大きく変容した。しかしながら、最適なレジメン選択、バイオマーカーに基づく患者選択、二次治療以降の適切なシークエンシャル療法、免疫関連有害事象の管理など、未解決の臨床的課題は依然として多い。さらに、奏効により腫瘍縮小が得られる症例も増加し、従来切除困難であった症例に対する外科切除を含むconversion治療の意義も高まっている。加えて、焼灼療法やTACEとの併用による集学的治療の重要性も増している。本シンポジウムでは、これらの課題に関する臨床的・研究的知見を広く求める。基礎から臨床までを横断する研究、リアルワールドデータ解析、前向き研究の成果など、多角的な視点からの発表を歓迎し、本領域の発展に資する議論を期待する。