第46回日本肝臓学会東部会

パネルディスカッション1「自己免疫性肝疾患:長期予後とQOL改善のための診断と治療戦略」

メインテーマ:「みんなで語ろう肝臓学」

開催概要

日時
12月10日(木) 8:30~11:00(150分間)

司会

  • 中本 伸宏 先生慶應義塾大学医学部 消化器内科
  • 瀬崎 ひとみ 先生虎の門病院 肝臓内科
  • 川田 一仁 先生浜松医科大学 内科学第二講座
MESSAGE

司会のことば

自己免疫性肝炎、原発性胆汁性胆管炎、原発性硬化性胆管炎は、多様な臨床像と経過を示す自己免疫性肝疾患である。近年、GWAS解析に代表される遺伝的背景に加え、免疫寛容破綻のメカニズムやgut-liver axisの関与の解明など、病態理解は大きく進展している。さらに、PSCにおける抗インテグリンαvβ6抗体の報告や非侵襲的肝線維化評価法の進歩により、診断精度も向上している。また、新規治療法の開発も進み、診断および治療の両面で大きな変革期を迎えている。一方で、長期予後のさらなる改善やQOL向上といった課題は依然として残されている。本パネルディスカッションでは、「長期予後とQOL改善のための診断と治療戦略」をテーマに、早期診断の工夫、治療の最適化、難治例への対応、さらには患者報告アウトカムを含めた包括的管理について議論を深めたい。基礎・臨床の垣根を越えた最新の知見と実臨床に即した工夫、今後の課題に関する演題の積極的な応募を期待する。